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病気と薬Disease & medicine

五十肩〜症状と原因・予防と治療法

男性の肩の痛み「肩が痛い」、「腕が上がらない」といった50代の人特有の病気です。五十肩はいったん症状が出ると、衣服の脱ぎ着もできない、背中がかけないなど、単なる肩の痛みとは言っていられないほど、日常生活に支障をきたすようになります。五十肩は激しい痛みを伴いますから、ほとんどの場合、治療は薬で炎症と痛みを抑えることから始まり、次に、肩関節を動かす体操を続けるという2つの柱で行われます。通院は痛みがひどいうちは週1〜2回、その後は1ヶ月に1回ぐらいになるでしょう。


薬は炎症を抑え、痛みを和らげる「非ステロイド性消炎鎮痛薬」や「ステロイド薬(副腎皮質ステロイドホルモン)」を用います。消炎鎮痛薬には非常にたくさんの種類があり、主に痛みの強さや患者の全身状態などを把握したうえで適切な薬剤を選択します。消炎鎮痛薬で最も多い副作用は吐き気や胃痛などの胃腸障害です。ただ、副作用についてはあまり神経質になる必要はありません。夜も眠れないほど痛みがひどいときに薬を用いれば、ずっと楽に寝られるわけですから、賢く薬を使ってください。


掃除婦の肩の痛み五十肩では炎症がおさまる過程で癒着(繊維化)が起こり、腕が十分に動かせなくなります。できるだけ早いうちから肩を動かせば、癒着しようとする力をさまたげ癒着を剥がし、運動制限を軽くすませることができます。運動制限がおさまるまで半年〜1年間ほど辛抱強く体操を続けましょう。
やっと治ってホッとしたのも束の間、もう片方の肩が五十肩になったというケースはよくあります。残念ながら五十肩の確実な予防法は見つかっていません。一般的に考えると肉体を酷使している職業の人に多く発症しそうですが、現実はその逆で教職者や事務職など肉体労働をしない人に多い傾向があります。これは欧米でも同じですので、肩関節は適度に使っていると長く正常に機能するのではないかと考えられます。科学的なデータの裏付けはないのですが、関節を最大限に動かす体操(関節の稼動域訓練)を毎日行った方が予防につながりそうです。


子供の体操よく建築現場などで仕事前にラジオ体操をしていますが、これはまさに五十肩の予防をしているではないかといえます。建築現場では腕を高く上げる作業が多いので、五十肩になる可能性が高いのに、実際になる人の数はデスクワーカーより少ないのです。やはり毎日ラジオ体操をするのがよい結果になっているのではないでしょうか。


文責 北川啓子


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