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あなたの町のおくすり屋さん。株式会社 完誠堂です。

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病気と薬Disease & medicine

皮脂欠乏症(乾皮症)について

女性が顔のカサカサを鏡で見ている「皮膚がカサカサして痒い!」ってことはありませんか?
今回は『皮脂欠乏症(乾皮症)』をとりあげます。

「皮脂欠乏症(乾皮症)」は、加齢、気温・湿度の低下、体の洗いすぎなどによる皮膚の乾燥が原因です。
乾燥すると皮膚の表面のバリア機能が低下して外界からの刺激に反応しやすくなるため痒みが出ると考えられています。


◆好発年齢
中年以降、特に高齢者に多いですが、近年、居住環境の低湿度化や過度の清潔志向により若年者でもみられるようになってきています。


◆好発時期
乾燥する季節(秋・冬)。一般に暖かくなる春・夏に軽快します。


◆症状
肌のきめが粗く、カサカサして白く粉をふいたような状態になり痒みが出ます。浅くひび割れることもあります。掻きむしって湿疹を伴う場合は皮脂欠乏性湿疹と呼ばれます。


◆治療例
入浴後のスキンケア1.皮膚の乾燥に対して→『保湿剤』
@水分保持作用をもつ成分:尿素製剤(パスタロンなど)、ヘパリン類似物質(ヒルドイドなど)
A角質表面に被膜を作る成分:ワセリン、親水軟膏など
☆ 保湿剤の効果的な使い方
・いつ? … 少なくとも1日朝晩2回 入浴後は早めに(10分以内)
・量は? … かろうじて光る程度、ティッシュペーパーが付着する程度
・塗り方 … 手のひらにたっぷり取り、すりこまずに皮膚になじませるように優しく塗 りましょう。
・保湿剤を選択する際は肌の状態や使い心地なども考慮して選ぶことが大切です。
2.湿疹化病変に対して→『ステロイド外用剤』
3.強い痒みに対して→『抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬の内服』


◆皮膚の乾燥を防ぐための日常生活上の注意
設定温度は控えめに1.入浴
・体は石鹸をよく泡立ててその泡で優しく洗いましょう。ナイロン製タオルやボディースポンジ・軽石の使用は避け、肌をこすり過ぎないよう注意しましょう。
・肌に必要な皮脂が落ちてしまうのを防ぐために、お湯の温度をぬる目(38〜40℃程度)にして、長く入り過ぎないようにしましょう
イオウをふくむ入浴剤は避けましょう。皮膚の乾燥を助長するおそれがあります。
2.衣類
刺激の強いウール・ナイロンの下着は避け、綿などの皮膚に優しい素材のものを使用しましょう。また、静電気を起こしやすい服の重ね着は避けましょう。
3.部屋
過度の暖房は部屋の空気を乾燥させるので注意しましょう。時々換気をし、加湿器や観葉植物などを利用して部屋の湿度は高めにしましょう。
4.爪は短く切り、掻かないように気をつけましょう。
5.電気毛布を使用するときは、寝る前に暖めておいて寝る時は電源Offに。
6.香辛料のきいた料理やアルコールは極力控えましょう。体が温まり、痒みがひどくなります。


皮膚の痒みの原因が乾燥だけとは限りません。糖尿病や腎不全など他の病気や薬・食品が原因で痒くなることもあります。受診して原因を確認した上で治療しましょう。


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